徒然なるままに四方山話を


『プランティングと言う弾き方』

最近クラシックギター関連の動画やHPで『プランティング』と言う右手のタッチの呼び名を見かけるようになりました、指先を弦にタッチしてから弾く準備を伴った奏法と説明されています『プランティング』は指を弦にタッチしてから弾くとの記述は動画やHP等で見かけます、さらにタッチした時に軽く圧力をかけ音色、音量コントロールするとの記述があり『プランティング』(苗を植える)と言う意味のワードを使ったのではないかと

スコットテナント(Scott Tennant ) と言う有名なギタリストがパンピングナイロン(Pumping Nylon)と言う教則本の中で使い始めたワードらしいです、その教本には右手の爪の形状やタッチに左手の押弦に関して興味深い記述があるらしく実はそちらが以前から気になっていました、他にも興味深いタイトルが複数あるようなのでアマゾンから購入しました

長年抱えている右手の爪の悩みですが、極端な深爪で爪の白い部分を5mm伸ばしてもやっと先端ギリギリ、しかも大きく開いているので弦が食い込みます、図解している推奨している爪の形状は見たことのない扁平した形状ですが試してみると『プランティング』が楽に出来ます


以下追記しました


スコットテナント氏自身がパンピングナイロンを解説している動画をアップしている方のチャンネルを偶然見つけました
14の動画に分けているようです1〜14番目まで観るのは大変ですが、下記の動画は7番目のものです
 
4:03〜からp.a.m.i.のプランティングでのアルペジオ(普通の逆パターン?) を実演しています、翻訳機能も使えるので日本語の字幕も見れます
 

『p.発音と同時にa.タッチ』『a発音と同時にm.タッチ』『m発音と同時に.iタッチ』『i.発音と同時にp.タッチ』と連動させます、長年の課題のアラハンブラの想い出のトレモロに応用出来そうです


アラハンブラの想い出のトレモロの練習のコツを、ある講師さん(日本人)は同一弦上でスタカート(プランティング)でp.a.m.i.(2番弦等)の練習するように解説していました、各指を独立して早く弾くとダンゴになったり、音の粒が揃わなかったりしていましたが、合理的に連動させることで早く弾いても音の粒や音量も揃いしかも疲れ難くなるようです
 
自分がギターを始めた頃(昭和)は脱力等の必要な技術の指導をしている教本や良い指導者と巡り合うことはなく、結果間違った練習をして上達しなかったり手に故障を抱えたりしました、ウン10年間アレコレ試行錯誤して来たのですが今回は目からウロコでした


14番目の動画でスコットテナント氏のアラハンブラの想い出が見れます





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